10月17日に中国でiPhone 6 / 6 Plus発売決定で予約殺到!iPhone 6 Plusが意外な人気

2014年9月19日に日本を含む9の国と地域で発売された「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」。

一方の中国大陸では発売が遅れたため、世界中で買い占める騒ぎとなりましたが、中国においても10月17日に発売されることが決定しました。

中国のApple Storeや携帯電話キャリアの中国移動(China Mobile)や中国電信(China Telecom)などの予約開始は10月10日からとなっていますが、キャリアの中国聯通(China Unicom)や一部BtoCショッピングサイトでは既に予約が始まっており、かなり予約が殺到している状況のようです。

インターネット上で可視できる限りでは、中国人の予約傾向がやや日本人と違う意外なところが見えてきました。

一部ショッピングサイトではiPhone 6 Plusの予約が優位!

このコラム執筆(10月3日)時点では既に中国国内で400~450万程度の予約が入っているという報道(文末・参考URL参照)がありますが、いずれも不完全なデータです。

iphone6_jdcom

中国のBtoCショッピングサイトで第2位のシェアを誇る京東(JD.com)の専用サイトにおいて、リアルタイムの予約状況が出てきました。

確認時点で、合わせて253万3016人の予約があることが分かりました。

しかし、日本においての発売から10日後までの販売データ統計で、日本では「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」の両者の販売実績比率が79.4%対20.6%に対し、

京東の予約においては、およそ48%対52%でiPhone 6 Plusに分があるという意外な状況が分かりました。

なぜ、中国では5.5インチのiPhone 6 Plusが人気?

日本で、「iPhone 6」に対して、「iPhone 6 Plus」の人気が今ひとつな要因としては、使う側として5.5インチのファブレットに属する大きさでは片手で使えず不便と感じる人が多いようです。

一方、中国では発売されているスマートフォンの約40%が5インチ以上の大型端末で、中国人消費者は、エンターテインメント的利用をするため、より大型の端末を好むという分析があります。

中国人の5人に1人はファブレット端末で、日常的にテレビを少なくとも1ヶ月に1回は見ているそうで、ますます中国人のエンターテインメント性を高める端末が「iPhone 6 Plus」にはあったということが見えてきました。

中国の「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」は一部を除いて完全なSIMフリー

前回のコラムでも少し触れましたが、今回中国で発売される「iPhone 6」および「iPhone 6 Plus」はグローバルモデルであるA1586(iPhone 6)・A1524(iPhone 6 Plus)、更に中国移動版のA1589(iPhone 6)・A1593(iPhone 6 Plus)の全4モデルです。

前者グローバルモデルは、「三網版」(中国の3大携帯電話キャリア全ての通信形式に対応)で、中国のみならず日本など海外へ持って行ってもSIMカードさえ差し替えれば使うことができる完全なSIMフリー版です。

中国移動版は同社が提供する4G・LTEのTD-LTEと3GのTD-SCDMAに限定したモデルの為、実質キャリア固定状態と言えます。

これらのモデルが今後どう売れていくかは、引き続き状況を見守っていくことになりますが、「iPhone 4S」で盛り上がり、「iPhone 5」で熱が冷めたかと思えば、ゴールドカラーが登場した「iPhone 5S」で再度人気が再燃。

そして、今回予約時点ではありますが、変わらずの人気ということでアップルはホッとしているのではないでしょうか。

参考URL:
http://www.cnbeta.com/articles/333755.htm
http://www.ce.cn/yd/gd/201410/03/t20141003_3638875.shtml

この記事を書いた人

増山智明

増山智明

1975年北海道生まれ、2005年に語学を全く勉強せずに、単身中華人民共和国に渡航。 しかし、渡航1ヶ月未満で日本語が分からない中国人女性と出会い、中国語がたどたどしいのに更に5ヶ月後にスピード入籍。度胸があればなんでもできちゃう!? 中国では外資系ウェブ関連企業にて勤務していたが退職して、2014年5月に日本帰国。これから妻と2歳の双子の男の子を抱えてどうする??仕事依頼お待ちしています!

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