発売3日で販売1000万台突破の「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」、日本のキャリア3社出だしの明と暗

発売3日で販売1000万台突破の「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」、日本のキャリア3社出だしの明と暗

「iPhone 6」の日本シェアが82.2%に!

2014年9月19日金曜日に、「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」が発売されてから、金曜日・土曜日・日曜日の週末のわずか3日で世界で販売台数1000万台を突破。

前回1年前のほぼ同時期に発売された「iPhone 5s」「iPhone 5c」が3日間で約900万台だったので、単純比較で100万台・約11%の伸びを見せるスタートとなった。

市場調査会社・BCNが19~21日のPOS(販売時点情報管理システム)データをもとにした集計データによると、

日本においての「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」の購入台数の比率は82.2%対17.8%だった。

5.5インチのファブレットに属する「iPhone 6 Plus」の出荷台数が少なめだったとは言え、ずいぶんと比率に差がつく結果となった。

奇しくも1年前に発売された「iPhone 5s」「iPhone 5c」の最初の3日間の販売比率が83.2%対16.8%でそれを思い出させるような結果。

初代iPhoneからしばらく3.5インチの端末だったことを考えると、5.5インチは少し大きすぎるという心理が働いた結果なのだろうか。

発売第1週は前回に続きソフトバンクが制す!NTTドコモが出遅れ

「発売第1週」(2014年9月19~21日)の日本3大携帯電話キャリアの「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」の販売シェアはこのようになった。

  • ソフトバンク: 42.9%(前年: 44.7%)
  • KDDI: 32.2%(前年: 27.5%)
  • NTTドコモ: 24.9%(前年: 27.8%)

前回の「iPhone 5s」「iPhone 5c」からNTTドコモを含めた3社すべてでiPhoneが発売されるようになったが、前回に続いてソフトバンクがトップ。KDDIとNTTドコモのシェア順位が入れ替わった。

特にNTTドコモのシェアが低く、2位KDDIと7.3ポイント差がついている。

各社の傾向として挙げられるのが、

首位: ソフトバンク

  • 歴代のiPhoneシリーズを取り扱っている長年の信頼
  • 既存ユーザーに対して、下取りと引き換えに、最大32,400円の割引で少ない負担で機種変更できる「タダで機種変更キャンペーン」を展開。「iPhone 6」16GBモデルで実質負担額は0円となり、更に通信料金から17,800円を割引く戦略を打ち出したこと
  • 乗り換え(MNP)でソフトバンクのiPhoneを購入ユーザーに対して他社端末を下取る「のりかえ下取りプログラム」で他社を意識して下取り額を大幅に上乗せしたこと

2位: KDDI

  • LTEの下り最高速度150Mbps、キャリアアグリゲーションに対応
  • Wimax 2+エリア(TD-LTE,Band38/39/40/41)に対応して、グローバルモデルである型番「A1586」「A1524」の通信性能を最大限に活かしていること

3位: NTTドコモ

  • ほかの2社と比べて、料金プランの発表が遅れ、予約開始後に食い込んでしまいユーザーに混乱をきたした
  • 新プランの「カケホーダイ&パケあえるプラン」でしかiPhone契約ができないため、既存ユーザーに加え、他社からMNP移動を検討していた層から反感を買った可能性

である。

ただし、第2週以降は、ソフトバンクの「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」が品切れになったため、出遅れた+もともと店舗在庫を豊富に持っているNTTドコモが巻き返す可能性が高いので、第1週の結果が3キャリアの今後の行方を全て物語っていると言い切るのは時期尚早と言える。

MNPを利用してのキャリア変更はKDDIが好調で、そこにNTTドコモがどこまで食い下がることができるかが、今週以降の鍵となっている。

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SIMPRICE編集部/増山

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