ソフトバンクが「アメリカ放題」を開始。アメリカでも高額ローミング料金不要でお得に使える!(条件あり)

ソフトバンクが「アメリカ放題」を開始。アメリカでも高額ローミング料金不要でお得に使える!

お得に使える端末は「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」のみ!

「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」が発売された2014年9月19日から、ソフトバンクモバイルではグループ企業の米Sprint社との協業で、ソフトバンクユーザーがアメリカでインターネット利用や通話を国際ローミングを適用することなく、日本国内と同じ料金で利用できる新サービス「アメリカ放題」が始まっている。

ソフトバンクユーザーは、アメリカにおいてSprint回線に接続することにより、アメリカから日本への通話が「かけ放題」となる。

(勿論、ソフトバンクでかけ放題プランに加入していることが条件)

しかし、注意したいのはソフトバンクの携帯電話・スマートフォンをアメリカに持って行っても無条件でかけ放題になるのか、というとそれは違う。

まず、サービス開始直後は「アメリカ放題」はLTE通信には対応せず、3G通信のみ。LTE対応は2~3ヶ月後、目安として年末までを対応目標にしていると言う。

  • ソフトバンク3Gの通信形式は、W-CDMA
  • Sprint 3Gの通信形式はCDMA2000(日本のKDDIと同じ形式)

であり、CDMA2000に対応していない端末をアメリカに持って行っても全く意味は無い。

現在、理屈の上でWCDMAとCDMA2000の両方に対応している端末は、「iPhone 5S」「iPhone 5C」「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」の4つだが、ソフトバンクでは「技術上の問題」により、iPhone 6とiPhone 6 Plusのみの対応としている。

これまでの料金体系でアメリカ本土でローミングを利用した場合、

  • 音声通話: 140円/分
  • データ通信は「海外パケットし放題」利用で1日25MBまでで1,980円

例えば7日間アメリカ本土に滞在して、1日あたり5分の通話をした場合、合計35分の通話と7日間の「海外パケットし放題」の合計で約19,000円の通信費がかかっていたが、これが0円になるというのは魅力。

使い方を誤ると、高額請求につながる可能性があるので注意!

その他、覚えておかなければいけないポイントとしては、

Sprintは、従来CDMA2000に対応しない端末では、アメリカ本土ではT-Mobile USまたはAT&T回線へローミングする仕組み。

アメリカ滞在時にSprint回線へ接続されていることを目視で確認していないと、「海外パケットし放題」が勝手に適用される?など思わぬ高額請求につながる可能性があるので注意が必要。

防衛策としては、アメリカ滞在時に「ローミング」設定をオフにすること。

逆に考えると、「ローミング」をオンにしてしまうと、Sprintの圏外または電波が届きにくい地域で、T-Mobile USまたはAT&T回線へ勝手にローミングされて、「海外パケットし放題」が勝手に適用される?かもしれないのだ(未確認)。

Sprint回線の性能は?

Sprintのデータ通信は3G CDMA2000 1.9GHz帯を利用して、技術的には下り最高3.1Mbpsであるが、実効速度はその半分の約1.5Mbpsと言われている。

かつて、CDMA2000を日本で提供していたKDDIが長らく低迷していた要因の1つが3G通信の利便性が悪かった為と推測されていたので、LTEが対応になるまではあまり期待できないのかもしれない。

LTEに対応された際には、Sprintが持つTD-LTE回線のBand 41が使えるようになるので、下り最高60Mbpsまでの高速通信が実現するかもしれない。

(ただし、2014年末時点のSprint・Band 41の人口カバー率は30%程度と推測されている点に注意)

このように、ソフトバンクユーザーがお得に使える「アメリカ放題」はこれから魅力が出てきそうなサービスだ。

Sprintと言えば、アメリカで提供している「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」の型番は日本の各キャリア版・SIMフリー版でも使われているグローバルモデルの「A1586」「A1524」だ。

それを生かして、Sprint版「日本放題」をやれば、アメリカ人観光客がもっと来てくれるかもしれない。

孫正義さん、やりませんか?

この記事を書いた人

SIMPRICE編集部/増山

SIMPRICE編集部/増山

株式会社ノイズのメディア事業部内に新設された「フリーSIM比較メディア」を運営する編集部です。 日夜、格安のSIM情報を追っかけています! 現在、コラムまたはニュース情報を寄稿頂けるライターさんを募集しています!(お問い合わせはこちら

新着コラム