格安SIMカードはなぜ安価にできるのか?

格安SIMカードはなぜ安いのか?

「格安」と謳われているだけに格安SIMカードはキャリアが提供するSIMの半額以下、場合によっては月数百円から使うことが出来るタイプまであったりします。

どうして格安SIMカードはこんなに安価な価格設定が出来るのでしょうか?その理由を探っていきましょう。

え?格安SIMカードはレンタル回線?どういうこっちゃ?!

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現在流通している格安SIMカードは、提供している企業が独自に保有する通信回線を使ってサービス提供されたものではありません。

端的に言ってしまえば、「自前の回線は持っていない」ということです。

では、どのようにして格安SIMカードのための回線を確保しているかというと、”全てdocomoかauの回線のレンタル”なのです。

キャリアが大元にいるとなると「たいして安くならないのではないか?」という意見が聞こえてきそうなのですが、実際には”通信施設のインフラ整備が不要”なことから、大幅にコストを圧縮でき、結果的にSIMカードの料金が安くなっているのです。

ちなみに2014年6月現在、存在する格安SIM業者の中でauの回線を使っているのはケイ・オプティコム社が提供する「mineo(マイネオ)」1サービスのみとなります。

使えない機能があるから安い?!

Tiled  stand barriers

さらに言えば・・・格安SIMカードの料金が安くなる理由には「機能制限」を設けている点が挙げられます。

当サイト「SIMPRICE」では、いくつかの角度や条件からランキングの並び替えが可能となっていますが、比較対象となるプランは「音声プランの有無」や「LTEオプションの有無」など”できない条件”があったりします。

例えば「音声通話オプション無し」の場合だと、利用出来るのはデータ通信のみ、つまりメールやインターネットブラウザ、WiFi環境下での音声通話(Skypeなど)に制限されます。

「LTEオプション無し」で「通話オプション有り」だと音声通話の利用が可能ですが、4GLTE回線は利用出来ないということになります。

また、通信速度は月額1,000円以下の安価なSIMカードの場合、128kbps〜300kbpsが上限となっているケースも多く、キャリアSIMと比較するとかなりの制限が設けられていることになります。

容量制限と自宅に回線を引かない場合の注意点

格安SIMカード&端末一台だけで全てをまかなおうとするユーザーの場合、速度だけでなく容量制限も設けられている点に注意する必要があります。

契約するプラン内容次第ではありますが、大体ひと月あたりに無料で使えるデータ通信量は1GB~最大7GB以内に制限されていて、それ以上の通信を行いたい場合には別途有料で通信量を追加する必要があります。

自宅に別回線が無いとキツイかも・・・

となると、自宅に回線を引かずにフリーSIM(を使った端末)一本で行く場合、この容量制限は大きなネックになってしまいます。

というのも、格安SIMカードを利用するユーザーの多くはスマートフォンユーザーが多いのですが、スマートフォンのOS(オペレーションシステム)のメジャーアップデートが発生してしまうと、それだけで数GBクラスのファイルをダウンロードすることになるためです。

また動画なら2時間の映画一本で大体1GB前後になりますし、音楽を沢山ダウンロードしたい人やアプリの数が多い人もアップデート毎に通信量が増えていきますから、月に1GBしか利用出来ない場合は追加出費を覚悟しなければならないことになります。

この記事を書いた人

SIMPRICE編集部/池永

SIMPRICE編集部/池永

株式会社ノイズのメディア事業部内に新設された「フリーSIM比較メディア」を運営する編集部です。
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