格安SIM、時間帯によっては通信速度が大幅低下(MMD研究所発表)

MMD研究所が「2015年4月格安スマホ通信速度調査」を実施。MVNO10社とdocomo、au、SoftBankの通信キャリアで通信速度に違いがでるかを調査したところ、トラフィックが集中すると言われている12時~13時のお昼の時間帯に、顕著に通信キャリアと格安スマホでダウンロード平均スピードに差が出たとのこと。docomo、au、SoftBankの3キャリア平均が27.6Mbpsだったのに対し、調査対象格安スマホ全体の平均は1.8Mbpsと速度低下が見られ、格安スマホにおいて朝、昼、夕でダウンロード平均スピードに差がでる結果となった。

【出典】『格安スマホ、お昼時間帯で通信速度が低下―通信キャリアとダウンロードスピードに差』/MMD研究所

MMD研究所は、2006年9月に設立されたモバイルに特化した調査研究機関で、携帯キャリアの満足度や携帯端末のシェア、モバイルコンテンツ市場動向、モバイルコマース調査など、モバイルビジネスに関する消費者動向を随時調査、発表しています。今回発表したのは、最近注目度の増しているMVNOと日本を代表する通信キャリア3社で”どのくらい通信速度に違いがでるか”の調査になります。

docomo au softbank IIJmio mineo UQmobile 楽天モバイル ぷらら
10~11時 18.0Mbps 24.1Mbps 30.0Mbps 11.7Mbps 10.0Mbps 10.0Mbps
12~13時 平均
27.6Mbps
1Mbps
以下
17~18時 平均
25.3Mbps
10.3Mbps 0.5Mbps

調査期間・方法は、2015年4月9日、10日、13日~15日の平日5日間に東京・恵比寿のMMD研究所事務所内において、10時から11時、12時から13時、17時から18時の3つの時間帯でMVNO10社とdocomo・au・SoftBankの計13社にて、通信速度テストを行ったというもの。

計測は「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを利用して平日5日間、朝・昼・夕の時間帯で各5回計測し、最大・最少の値を除く3回の平均値を記録。

結果は、10~11時のダウンロード平均スピードはドコモが18.0Mbps、auが24.1Mbps、ソフトバンクが30.0Mbpsとなり、格安SIMの最速はIIJmioの11.7Mbps、次いでmineo、UQmobileが共に10.0Mbpsとなった。通信が集中する12~13時の3キャリア平均は27.6Mbpsだが、格安SIMはUQ mobileとb-mobile以外が1Mbpsを切るまでに速度が低下。

全体の平均は1.8Mbpsと、ここで顕著に速度低下がみられたとのことです。また、17~18時の3キャリア平均は25.3Mbpsで、昼とほぼ変化がない一方で、格安SIMは楽天モバイル、UQ mobileが10.3Mbps、ぷららモバイルLTEが0.5Mbpsと大きく差が出る結果に。

結局のところ、通信費は価格(費用)に比例して速度が出るという当然の結果がわかった一方で、コストパフォーマンスを重視するのであれば、遅くないMVNO SIM(制限をかけないSIM)をどうやって選ぶか…というのが今後更に重要になってきますね。

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